網走漁業協同組合

西網走漁業協同組合


応援者

令 和5年4月15日認定

R4認定者


R4認定者


認定第22号 (林業部門)

 網走市 日本体育大学附属高等支援学校
 校長 島崎 洋二
  取り組み内容
  教育カリキュラムの中に地域の重要な産業である林業と森林保全について学
  ぶ実習を継続的に実施しており、労作教育の一環として網走川上流域のチミ
  ケップ湖周辺における枝打ちなどの森林整備、オホーツク総合振興局などの
  協定に基づき、地元林家の指導も得た樹木学習やドラムサークルなどの取り
  組みは、支援学校における教育効果の発揮とともに、地域の水源涵養や水質
  浄化の機能を高めるなど自然環境保全に多大な貢献をしている。
  このように同校における取り組みは、学びの視点から地域資源の循環と産業
  の発展に寄与することとして高く評価される。

認定第23号 (流域環境保全活動部門)

 網走川西地区環境保全委員会
 代表 川原 直人
  取り組み内容
   本委員会は美幌町の美禽、昭野、美和、栄森の4区の生産者70名で構成さ
   れ、玉ねぎ、小麦などを主体とした畑作地帯あり、毎年水路の土砂あげ作業
   を行っているが、当該地区は希少鳥類の営巣地であり、重機の使用が制限
   される中、人力による水路清掃など環境に配慮しながら河川へのほ場土砂
   流出を未然に防ぐための自主的な実行部隊として、機能を果たしている。
   さらに、主要農産物のたまねぎ生産において、減農薬に取り組み、環境に優
   しい農業生産を行っているほか、北海道より2010年度「とんぼの未来・北
   
里づくり」対策の実施地区として認定され、行政からも高く評価されて
        いる。
   地道な取り組みを継続に取り組んでいる同委員会は、地域の自然生態系と
   流域環境の保全に大きな役割を果たしている。


令 和4年7月19日認定

H28認定者


H28認定者


認定第20号 (農業部門)

 美幌町 オホーツク髙橋農場
 代表 髙橋 祐司
  取り組み内容
   2006年に北海道オーガニック推進協会より有機JASを取得し、自然との調和
   という理念に立ち、自然農法・有機JASを取り入れた環境に配慮した農業を
   展開し、研修会等にも積極的に参加している。またMOA自然農法美幌会に加
   入し、2011年からは同会の会長を務め、自然農法の技術の習得にとどまらず
   、自然と真正面に向き合った農業の在り方を根底から捉えつつ、自らの実践
   のベースにされていて、なかでもミネラル、ポリフェノールなどの栄養素を
   豊富に含み「軌跡の野菜」として注目されているビーツの栽培に取り組み、
   販売している。
        有機農業を基礎としながら、ある意味でそれを超えた「自然とともにある農
   業」を志向しているとも言え、髙橋農場の自然に優しい農業の取り組みは、
        地域全体の自然を守り、引いては流域環境保全に繋がっていくことになる。


認定第21号 (加工流通販売部門)

 ビオトープ
 代表 川原 幸徳
  取り組み内容
   「キッチン・カフェ・ビオトープ」は2012年5月にオープンし、当初から「食
   べるものは、できるだけ有機栽培のもの、調味料も昔ながらの製法で作られ
   た無添加の物を使用」、化学物質アレルギーの方にも安心していただける完
   全無添加のメニューも提供」をかかげ営業されてきた。オープンから10年、
   その間有機農産物などを持続的に調達することに苦労もあったかと思われる
   が、HPには「生産者のわかる自然栽培の自然野菜を使ったカフェ」とあり、
   野菜を調達している大空町や美幌町の地元の有機栽培農家との密な関わりと
        連携が双方の大きな支えとなっている。
   さらに環境に優しい洗剤や石けんを取り扱っており、人にも地球にも優しい
   生活を目指している。
   このように、地球に優しく、そして有機農業者を支える取り組みは、地域の
   環境保全にとって高く評価されている。
   


令 和3年3月18日認定

H28認定者


H28認定者


認 定第18号 (流域環境保全活動部門)

 津別町 柏葉 宏樹
  取り組み内容
   「漁業者からの応援証」の認定第1号である「津別町有機酪農研究会」に属
   し、環境に優しいオーガニック牛乳を生産する酪農家である。
   柏葉氏の取り組みは、食育・河川環境教育に積極的に携わり、網走市・美幌
   町および地元の小中学校への出前授業、網走川流域の会の学習事業や次世代
   育成研修会などの講師活動の実践を通じて、流域環境保全の啓蒙に多大な貢
   献をされてきた。
   こうした柏葉氏の活動は極めて重要であり、農業者の立場からの河川環境教
   育に関しても今後の取り組みが大いに期待される。


認 定第19号 (林業部門)

 網走中央林業グループ
 会長 青木 澄夫
  取り組み内容
   会員の林業の学習と実践活動を通じて森林経営の改善を図ることを目的と
   し、地域に根ざした活動を行ってきた。会員所有の森林は、適期の除伐・間
   伐などの森林管理を長年にわたり世代を超えて継承され、森林の公益的機能
   の発揮を通じて網走川の環境負荷軽減に大きな役割を果たしてきた。
   また、網走市の植樹祭への参加や、近年ではサクラ苗木の提供を行うなど地
        域の森づくりにも積極的に関わってきた。
   地元の小学校では、森林の機能と役割、「山への思い」を子どもたちに伝え
   るなどの取り組みも積極的に取り組んでおり、森林環境保全の重要性、実際
   の体験学習など、貴重な教育効果をあげ、幅広い活動は社会的にも高く評価
        されている。


令 和2年7月17日認定

H28認定者


H28認定者


認 定第15号 (林業部門)

 美幌町立美幌中学校
 校長 竹次 康人
  取り組み内容
   総合的学習の時間において、森林の役割や美幌町の主要産業である林業を学
   んできた。なかでも美幌町有林内に設定した「美中の森」では、植樹や枝打
   ち作業などの体験学習を18年間にわたって取り組んできた。さらに、体験活
   動の場となっている「美中の森」は、網走川の集水区域であることから、植
   樹や枝打ち作業によって水源涵養や水質浄化の機能が高まることなど、木育
   活動を通じて生徒の森林や林業に対する理解はいっそう深まり、ひいては将
   来大人になった際に森林づくりに関する良き理解者として成長していくこと
        も期待される。


認 定第16号 (農業部門)

 津別町 石川 剛
  取り組み内容
   2015年に有機認証を取得し、さらに2019年には「JGAP」を取得して、地域
   の環境にやさしい農業生産を着実に実践してきている。GAP認証のポイント
   は①安全な農畜産物の生産、②環境に配慮した農業、③農業生産者の安全、
   ④人権の尊重、⑤適切な販売管理を掲げ、石川農場はばれいしょ、かぼち
   ゃについて、青果物の栽培、収穫、取扱いに関するリスク管理を行いJGAP
   農場用管理点と適合基準をクリアしている。あわせてJAS法に基づく有機飼
   料についての「生産工程管理者」としても認定されている。
          

認 定第17号 (農業部門)

 山本農産 山本 義勝
  取り組み内容
   自然農法をもとに自家製堆肥と有機認証資材(有用微生物群、有機肥料)を
   使用した栽培に取り組んでいる。経営面では季節にあった野菜セット販売な
   どの工夫も行い、さらに食育活動にも積極的に取り組んでいる」ことをあげ
   、高い評価を得ている。自然農法については、「有機農産物の生産工程管理
   者」(有機JAS)の認定を受けており、厳格な有機農産物の技術的基準をク
   リアしている。持続可能な地域農業と流域の環境保全に対して多大な貢献を
   しており、全道的にも知名度が高く有機栽培を牽引している1人である。
    平成29年「コープさっぽろ農業賞」奨励賞受賞


平 成31年3月15日認定

H28認定者


H28認定者


認 定第12号 (流域環境保全活動部門)

 魚無川をきれいにする会
 会長 龍瀧 誠一
  取り組み内容
   昭和53年以来、40年以上にわたる魚無川のゴミ一斉清掃に見られるように持
   続的かつ地道な活動と、魚の住みやすい川を目指して、看板設置などの啓蒙
   活動や洗剤問題にも取り組み、さらに植樹活動、コンサートや親水イベント
   の開催など河川愛護活動並びに河川環境に関する普及啓発に積極的に取り組
   んできた。
    平成29年度「北海道社会貢献賞」を受賞


認 定第13号 (流域環境保全活動部門)

 株式会社デンソー網走テストセンター
  取り組み内容
   「デンソー緑のプロジェクト」という理念を明確に掲げ、地域の生態系をも
   含めた「環境共生」と「社会共生」に基づいた「森林保護活動」を積極的に
   実践している。
   ①森林を軸とした小中学生向け環境教育の実践
   ②河川環境負荷低減を考慮した土木工事の実践
   ③保水力向上に向けた森林づくりの実践
          

認 定第14号 (林業部門)

 美幌林業グループ
 会長 瀬尾 実
  取り組み内容
   カラマツ・トドマツなどの人工林や天然林を保有する会員の林業経営の改善、
   技術の習得などをめざしているグループであるが、その内容は「植えて、育
   てて、伐って、また植える」という言葉に象徴されるように、森林の適切な
   管理・利用はもとより森林の多面的・公益的機能の維持を図る取り組みを行っ
   ている。
        さらに美幌町とも連携して美幌中学校の生徒を対象に、「木育活動」にも取
   り組み、林業振興にとどまらず、子ども達の「森林環境保全教育」にも取り
   組んでいる。


平 成30年3月15日認定

H28認定者


H28認定者


認 定第9号 (林業部門)

 株式会社 宮田建設
 代表取締役 宮田 博行
  取り組み内容
   FSC森林認証を取得している美幌町と協定を結び、町の所有する森林の一
   部を「地球の森」と称して会社を挙げて独自に植樹活動を地道に続けられて
   いる。 さらには植樹後も保育管理をしっかりと継続されており、網走川流
   域の森林環境保全に大きく貢献している点が高く評価できる。また、面積オ
   フセットを通じた森林再生事業も特筆に値する。


認 定第10号 (加工・流通販売部門)

 おおぞら三昧株式会社
 代表取締役 川村 淳
  主な生産物 シジミ醤油 
  取り組み内容
   有機農業生産者の野菜の加工・開発・販売に取り組み、有機栽培農家への強
   力な後押しとなっている。 また殻が剥げて商品価値が低い網走湖の未利用
   シジミを利用した「しじ美醤油」の加工販売は、栄養塩の回収という意味も
   含め網走湖の環境保全に大いに役立っており、このような地域未利用資源の
   徹底した活用は地域産業をサポートする役割として大いに期待できる。
          

認 定第11号 (加工・流通販売部門)

 株式会社 ウエニシ
 代表取締役 上西 恵
  主な生産物 有機加工食品
  取り組み内容
   有機加工食品の有機JAS認定事業者として、有機栽培生産者の生産物の加工
   を行い、有機野菜の付加価値を高めて生産者の収益性の向上に貢献している
   さらに地域の有機に係わる方々の要望に対し様々な協力を行い、有機生産物
   の販路拡大・流通に大きな役割を担っている。


平 成29年3月15日認定

H28認定者


H28認定者


認 定第6号 (流域環境保全活動部門)

 北海道美幌高等学校 農業クラブ
  取り組み内容
   管内では豚糞を還元する農地がないなど畜産公害が起きているなか、ほとん
   ど取り組まれていない豚糞堆肥を利用した循環型農業を実践している。また
   、今の農業では大変難しい無肥料・無農薬による自然栽培の実施や、家畜糞
   尿による環境問題解消のための試験を行うなど流域環境保全に繋がる取り組
   みを実践している。さらに、支流美幌川において特定外来種のウチダザリ
   ガニの駆除を行い生態系の保全を行うとともに、駆除したザリガニを利用し
   堆肥化を行うなどの取り組みを行っている。 このように流域環境の保全の
   みならず、資源循環を考慮したなかでレベルの高い取り組みを実践している


認 定第7号 (農業部門)

 合同会社 大地のりんご
 代表社員 道山 マミ
  設立年月日 平成23年4月4日
  主な生産物 農産物加工品、JAS有機認定加工品 
  取り組み内容
   平成28年11月にJAS有機加工食品事業者として認定され、網走川流域を含
   むオホーツク地方の有機栽培で作られた野菜を使用した商品の加工販売を行
   っている。有機栽培・減農薬栽培を行う上での課題は製品作りと販路であり
   有機・減農薬で作った野菜は小型のものが多く、そのため販路・流通に苦慮
   している農業者も多い。そのような中、有機野菜を積極的に加工・販売する
   ことは栽培農家への強力な後押しとなっている。 また、東京農大バイオイ
   ンダストリー営業企画マネージャー、オホーツクテロワール運営アドーバイ
   ザーなどを担当した事から強力な発信力もあり、網走川流域の有機栽培、減
   農薬栽培を推奨していくという大きな役割を果たしている。
          


認 定第8号 (農業部門)

 株式会社 一戸農場
 代表取締役 一戸 義則
  主な生産物 ニンジン、ゴボウ、馬鈴薯
  取り組み内容
   1990年代後半から有機農法を取り入れ流域でも歴史のある農場であり、現在
   では40町歩すべてが有機栽培圃場となっている。このように大規模かつ、す
   べてが有機圃場というのは管内でもほとんど無く、網走川流域の環境を意識
   した農業を行っている。理念として「安全でおいしい農産物を消費者に提供
   する」、「生産者と消費者の相互理解を深める」「環境に優しい農業を推進
   する」ことを掲げ生産・販売を行っており、特に、販売に関しては微生物農
   法を一緒に勉強されている有機農業の仲間と「(株)大雪を囲む会」を設立
   し、1農家では数量がまとまらない農産物のグループ化による数量確保や、
   絶え間なく出荷するという販売戦略を行い有機野菜の認知・普及に努めてい
   る。


平 成28年3月14日認定

H28認定者


認 定第3号 (農業部門)

 有限会社 矢作農場
 代表取締役 矢作 芳信
  設立年月日 昭和53年1月17日
  主な生産物 玉ねぎ、かぼちゃ、にんじん、アスパラ、にんにく
  取り組み内容
   有機JAS認定組織であり、地域の中でも有機農業に早くから取り組まれて
   いるほか、エコファーマーについても認定を受け、有機農業以外の畑で特別
   栽培を行うなど、河川環境にやさしい農業を行っている。
   また、北海道指導農業士という立場から若い農業者の指導や地域の農業を応
   援しようという気持ちを持っている方である。
   網走川流域農業・漁業連携推進協議会(だいちとうみの会)で取り組んでい
   る植樹活動や各種研修会などに積極的に参加し、また、東京農大の人材育成
   「創成塾」のメンバーであり、津別のグリーンツーリズム協会の会長を努め
   るなど地域活性化に向けても幅広く活動している。


認 定第4号 (流域環境保全活動部門)

 駒生川に魚道をつくる会
 会長 橋本 光三
  設立年月日 平成21年10月30日
  取り組み内容
   河川に魚道がない工作物が多い中、創意工夫しながら手作りで魚道づくりを
   行う活動を地道に続け、魚の遡上が見られなかった駒生川にサケ等が確認さ
   れるなど生態系の復元を行い効果を上げている。また、魚道をつくった後も
   上流で魚種のモニタリングなどを行い影響や効果についても検証を行ってい
   る。美幌町で新たに福豊川に魚道を作る活動が始まり、また、富山県では駒
   生川を手本に魚道作りが行われるなど全国に波及している先駆的な取組であ
   る。魚道は地元のカラマツ材や畑の邪魔な石を利用して作られるなど、流域
   環境や生態系の維持保全に積極的に取り組んでいる団体である。


認 定第5号 (農業部門)

 株式会社 大地のMEGUMI
 代表取締役 福田 英信
  設立年月日 平成21年2月20日
  主な生産物 馬鈴薯(特採農産物),かぼちゃ、馬鈴薯等(有機JAS農産物)
  取り組み内容
   有機JAS認定を受けている団体であり、津別町の有機酪農研究会に餌料用
   デントコーンを提供している。また、野菜についても特別栽培で生産してい
   るほか、規格外の農産物の有効利用等廃棄物を出さない取組も行うなど環境
   に配慮した農業を先駆的に実践され、長年にわたる実績を積み重ねてきてい
   る。農業生産だけでなく、販売事業等にも力を入れており、有機農業の周知
   や理解を得る活動、教育活動、水産との連携事業などを実践することにより
   オホーツク地方のイメージアップにも一役かっている。
   また、コープさっぽろの中でも農業関係では3本の指にはいるような生産団
   体であり、生産内容などを確認のうえ取引を行っている優良団体である。


平 成27年3月13日認定

H27認定者


認 定第1号 (農業部門)

 津別町有機酪農研究会
 会長 石川 賢一
  設立年月日 平成12年4月21日
  主な生産物 オーガニック牛乳・有機牛肉
  取り組み内容
   日本を代表する有機JASの取り組みをしている団体であり、粗飼料(デン
   トコーン・牧草)はすべて有機JASに基づいて無農薬・無化学肥料で栽培
   しており、自然の資源を活かした、環境に優しい循環型酪農を実践している
   更には地域を越えて有機の自給飼料の自給率100%を目指して広域連携に取
   り組んでいるエコの最前線で活動している団体である。また、網走川流域の
   環境保全についても、リーダー的に具体的に取り組んでいる。



認 定第2号 (農業部門)

 津別町特別栽培農産物推進協議会
 会長 石川 剛
  設立年月日 平成17年3月1日
  主な生産物 玉ねぎ・馬鈴しょ・ニンジン・かぼちゃ・大豆
  取り組み内容
   減農薬・減化学肥料にて作物を栽培し、堆肥や緑肥を取り入れた土づくりを
   基本に、人と環境に配慮した農業を実践している。栽培計画書にのっとり具
   体的な取り組みがなされ、栽培管理の履歴、農薬の台帳等取り組み内容がし
   っかり記録されている。また、コープさっぽろ、東都生協、コープこうべ等
   の担当者が現地に出向き、栽培計画書と栽培実績の点検確認を行い、環境に
   負荷を掛けない農業を実践している事を認めてもらっていることから取引に
   繋がっている。当該協議会は網走川流域の環境保全に取り組むという部分に
   ついて具体的に事業内容に盛り込まれ、実践されている。





 
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